9月21日。四国西予ジオガイド応援隊と地質や地形を見たいという興味だけで会場に入りました。当日講座が始まるまで、
西予市がジオパーク認定に向け、さらにジオガイドになる勉強を熱心に進めていることを知りませんでした。
20年程前内子町に高速道路が開通する前の土地調査が目的だったような石器が発見されたからのような、きっかけは曖昧ですが
、内子町教育委員会主催の考古学講座を私は何年も受講しました。その時は真面目に熱心に学びました。教育長が「内子には歴
史が無いんじゃない。学んでない。調査して無い。調べよう。知ろう。」と言われた事を忘れかけていました。午前中の愛媛県
歴史博物館専門学芸員兵頭氏の講座資料に内子町の縄文時代遺跡の図があり、それは当時の講師作成の資料で何処も一日中歩き
回って石器を発見し、測量、作図した場所も含まれていてここで活かされていると驚きました。そして今の西予市、松野町等、
南予地域の縄文遺跡も見学しました。何度行っても又行きたくなる程魅力があり、20年前すでにジオパークでした。
西予市は必ず日本ジオパークに認定されると構想し、その時の為のガイド養成で、私は訪問客の立場でした。ボランティアガイ
ドなら書いてあることを読むだけという場所が多いようですが、自身も学ぶ、訪問者にも楽しんで頂く、食事も地域発見、体験
の一つと学びました。昼食は美味しく楽しく、シルク博物館では、関係者皆様熱心に説明して下さり私達は一つ一つ覗き込んで
聞いていました。ついに西予市の日本ジオパーク認定は決定しました。当然です、西予市に羨望の眼差し…とつい言ってしまい
ましたが、これは宝を眠らせておくのではなく、この日感じた伝えよう、保全しようと努力されている大勢の市民の熱さが認定
の決め手だと思います。私は、これからもジオパーク応援隊の1人でいさせて頂き、自分の町の再発見に努力したいと思いました
。
【内子町 H.D.】