洞穴探検には不向きな雨の中、カッパ・長靴というフル装備で準備万端。
まず、地元ガイドの恵美須孝一、明美さん夫妻に発掘の経緯や遺跡から見つかった土器・川津南の穴神にしかいない珍しい昆虫などについて説明して頂きました。
少し不安(虫、コウモリ・・恐い)の入り交じった気持ちで一億5000年前頃の中生代ジュラ紀の石灰岩でできた鍾乳洞に一歩踏み込むと、そこはもう別世界!気の遠くなるような年月の間にどんな営みで美しい石筍や石柱が作られ、そこで縄文人がどんな生活をしていたかなど考えるとわくわくしてきました。
昼食には、窯、野菜などすべて手作りのおいしいピザやサラダをお腹一杯いただき、午後は3回の黒瀬川ガイド講座の集大成。
6つのグループに分かれてガイド実習を行いました。それぞれ工夫を凝らした発表に楽しみながら、とても勉強になりました。
地球の誕生が約46億年前・・・現在、生きている自分は点にもならないけれど、自然や人・歴史や文化と精一杯関わって楽しんで生きていきたいと感じた一日でした。