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もともと自然が大好きな私たち夫婦。2年後をめどに夫の生まれ故郷であり、私が学生時代を過ごした場所でもある愛媛に戻りたいと思い、南予を巡る旅の予定を検討している中、ちょうどこの授業のことを知り、早速申し込みました。

実際に屋形船に乗っての川下り。本日の講師である松井先生からは、河岸を構成する岩石をはじめ、生き物や堤防、河原については勿論、過去と今の環境の比較など、幅広くお話を聞かせて頂きました。

1番印象に残ったのは、琵琶湖産の鮎の放流に混じってやってっきた魚が、肱川にかなり定着していること。そういった地域が多いことは知っていましたが、実際にここもそうなんだよと言われるとやはり残念に思いました。

また川岸に広がるエノキの堤防は、天然記念物に指定するため、管理することができず、ヤドリギに寄生されている様子が目立ち、”自然”を維持する難しさも学びました。

船頭さんと松井先生の掛け合いも面白く、終始笑いの絶えない授業。たった数キロの川下りでしたが、これだけ学ぶことができるんだ!ととても充実した授業でした。

次回は、みんなでカヌーしながら川を下る授業を楽しみにしています!
(報告=加藤千晴)

 



 

ゆらり川面から見る夏の肱川 〜Wonder River 肱川 (5) 〜
開催日:2013年7月15日11時0分
  • 受付期間:2013年6月25日 12時 〜 2013年7月12日 12時
  • 定員:12名
  • 参加対象:どなたでも(小学生以下の方は、保護者と一緒にご参加ください)
  • 授業料:実費(小学生以下1,500円、中学生以上2,500円〈乗船料・昼食代〉)
  • 準備物:双眼鏡やスコープなどをお持ちの方はご持参ください。
  • この授業では船に乗って、肱川を観察します。ただし、乗船場と下船場が異なりますので、車は下船場に近い大洲市の観光駐車場(無料)にお停めください。その後、スタッフが乗船場までお連れします。


    この授業は抽選日を設けてはいますが、「先着順」の受け付けといたします。
    お申し込みいただくと、事務局から受付の自動配信メールが送られ、その後に「参加確定」のメールを別途お送りします。
    もし、2日たっても「参加確定」メールが届かない場合は、下記宛にご連絡ください。
    ・Email: wonder.ehime@gmail.com


    ご家族やお友だちなどグループでご参加される場合は、代表者が授業申し込みの上、メールまたはFAXで、以下の内容をご連絡ください。
    1.授業名 2.参加人数 3.参加者全員の氏名(フルネーム、よみがな)・年齢・性別 4.連絡先(代表者の携帯番号)
    ・FAX: 089-906-5806
    ・Email: wonder.ehime@gmail.com

愛媛県最大の河川である「肱川」を、初冬、春、夏と3回にわたって観察する最後の授業です。

肱川の本流は、西予市宇和町の鳥坂峠の源流(標高460m)から、左に大きく湾曲して
西予市野村町、大洲市旧肱川町、旧大洲市街、そして長浜町から瀬戸内海へと、
103kmの距離を流れています。ところが、源流と河口とは直線距離でわずかに18km!!

また、大河川にしては標高差が少ないのですが、支流を含む流域面積は
南予の西予市・内子町・大洲市の山間部1,200平方km以上にわたっており、
日本屈指の広さを誇っています。



シリーズ最終回の今回は、船に乗って川の上から夏の肱川を観察します。

冬や春とは異なる河岸の植物や川の魚、それを狙う鳥たち。
川が作り出した地形とそれを土地の人々がどう利用しているかも
船に乗って眺めると、リアルに観察できるでしょう。

松井先生は、まさにこのエリア(大洲市肱南地区)で生まれ育ちました。
肱川がかつてどのような川だったか、
この川とどのように暮らしてきたのかを聞くのも楽しみです。

昼食は、船の中で大洲の味を盛り込んだお弁当をいただく予定です。
海の日に行う川の授業。どうぞお気軽にご参加ください!

(協力=大洲市観光協会)

【授業の流れ】
10:30 受付(大洲市観光駐車場に集合)
10:30〜11:00 2キロ上流の乗船場に移動(スタッフの車で)
11:00〜14:00 船の上から肱川を観察(途中、昼食)
14:00 終了予定

この授業の開催は終了しました。

先生:松井康之
専門は地学ですが、現在はフィールド全般に対象を広げ、自然と親しむことを多くの人に味わってほしいと願って活動しています。子どもの頃から星を見るのが好きで、現在も国立大洲青少年交流の家や小・中学校の要請に応じて、天体観測会の出前をしています。休日は野外に行き、石をたたき、植物を見、あるいはスポーツに親しみ、夜は望遠鏡を担いで星見に励んでいます!

コーディネーター:宮本幹江
授業コーディネーター(WONDER EHIME)
大洲の山の中で生まれ育ち、東京で30年ほど編集の仕事をしたあと、2010年5月に再び大洲の実家へ。東京では編集の仕事を地域づくりに活かす活動をしていましたが、愛媛(四国)でも同様のことをしたいと考えています!

コーディネーター:山田一茂
授業コーディネーター(WONDEREHIME)
終のすみかを郷里内子町に決め、45年ぶりに愛媛にUターン。 農水省の農業研究所に勤務していました。 茨城県のつくば市で、3.11に遭遇。 以来、企業が取り組んでいるBCPをもじって、地域社会(集落)CPに関心を持っています。

今回の教室:大洲市肱川(大洲市観光駐車場に集合)
住所:大洲市立大洲小学校前の歩道橋の脇
TEL:
行き方アクセス: