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受講レポート
「衣・食・住」のうちで何が一番大切ですか?と聞かれたら、迷わず「食」と答えます。日頃からなるべく身体に良い食事を心がけているつもりの私は、どんなお話が聞けるだろうと楽しみに授業に参加させていただきました。
講師を務めてくださった森さんのお話は楽しくて解り易く、また受講者の方々のいろんな感想を聞くことが出来たことも貴重な体験でした。授業に参加してから二週間余り経ちますが、スーパーの売り場で、塩や砂糖などの品質表示を次々と見ていく怪しいおばさんは・・・私です。「知ることの大切さ」と「知ってしまったが故の怖さ」この二つの狭間で、野菜売り場でたたずむ時間が増えました。その理由は、「奇跡のリンゴ」で有名な木村農法で育てたきゅうりと、有機JASで育てたきゅうりの腐敗実験の画像を見たショックからです。身体に良いからと思って選んでいた野菜が・・・「もしかして身体に悪い?」そんな思いにとらわれました。「日々の食材や調味料をどうしよう?身体に良いからとお財布の紐も緩められないし・・・」頭を悩ます日々が続いています。今、私に出来ることは、なるべく地産地消で季節の食材を食べることでしょうか。頭を悩ませているとは言え、「知ることによって自分の選択肢が増えること」が、何より大切なことだと思っています。食べ物が「枯れる」ことを知ったのも新しい発見でした。三度目の授業参加でしたが、いつも何か新しい気付きのきっかけを作ってくれる場所が、「ココ大」です。森さん、ココ大の皆さん、そして参加者の皆さん、素敵な時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
【報告:黒川文子】
わたしたちが健康に暮らすためには日常の食べものへの意識を高めることが必要です。この授業では、無農薬・無肥料の自然栽培素材にこだわっている松山市二番町『酒肴亭じぃ家』の森嘉代さんに、食と健康、すべての生命に感謝する思いをお話しいただきます。農業の歴史において化学肥料と農薬は画期的な発明であり、これを否定することは科学文明そのものを否定することにもなりかねません。とはいえ問題は、その対象が人間の食料であるということです。農薬によって土中の微小生物や昆虫などの生態系は破壊されます。その結果農地は一方的に死滅する運命に向かいます。このように死んだ土地から強制的に生産される農作物が果たして人間の食料として望ましいものなのかという疑問が沸いてきます。また、最近の食品添加物や合成保存料の問題もそうです。自然を無視した人工的な食べもので人間の生命を健康に維持できるのでしょうか?せめて自分たちが食べる食料くらい自分でよく考えて選びたいものです。発想の視点を生物多様性を生かした有機農法に置くことによって、世界の見え方がずいぶん変わってくるものです。有機農法というのは単に農法の問題ではなく、これからのライフスタイルの1つの方向なのかもしれません。6月8日(土)全国ロードショーが始まった話題の映画『奇跡のリンゴ』の木村農法のお話もあり、木村式自然栽培により作られたジュースの飲み比べなどもあります!DVDを観たり試飲・試食をしたりしながらの気軽でためになる授業になります。
この授業の開催は終了しました。
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