授業の前の日は天気が悪く、当日も天気の心配をしていましたが、暑いくらいの見事な快晴となりました。森の中は涼しく、とても気持ちの良い陽気でした。
始めに全員で木の気持ちになって「もくもく体操」を行った後、さっそくのぼり方を教えてもらい、ツリークライミングに挑戦しました。初挑戦の方が多かったようで、おそるおそるといった感じでしたが、みなさん慣れると順調に木の高いところまで上っていき、そのまま高いところでぶらぶらしたり、海を眺めてみたり。子どもの方が大人よりもスイスイ上っていました。
高いところで木に掴まっていると、まるでセミになったような気分でした。あまりに気持ち良いので長時間そのまま降りてこない方もいらっしゃいました。木の上というなかなか経験できない世界を感じられ、鳥や木の上に住む生きものたちの気持ちを感じられた気がしました。
一旦降りて木との思い出を語り、先生から森林の現状について学んだあと、もう一度挑戦しました。地上から見ると心許なく見えた枝が上って近くで見ると、とても逞しく感じたことに驚きました。
最後には登った木に「ありがとう」の感謝を込めて、木の根元に落ち葉を被せました。
貴重な体験をさせていただきました。木と森と一緒に参加したみなさんに感謝です。もうすでに樹上の世界へ行きたくなっています。
【報告:きこりん】