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「知られざる微小貝類のお話」
先日の西条自然学校の夜の学校にて、徳島県立佐那河内いきものふれあいの里の専門研究員、松田春名さんから陸生の貝類についてお話を聞かせていただいた。とにかく、カタツムリの名称で一くくりにされている陸生の貝の種類の多いこと多いこと。大きさも、色も形も様々で、中には毛の生えたものまでいる。一般にカタツムリと聞くと、あのアジサイの上でのんびりはっている様子を思い浮かべるが、落ち葉の下から、木の根元、幹、葉の上までいたるところに生息しているようで、昆虫の次に繁栄していると聞いて驚いた。また、新種のアナンムシオイガイが発見されるまでのお話をお聞きし、松田春名さんの貝類に対する並々ならぬ愛情と研究の熱意を感じるお話であった。

[報告者:新居浜市シオマネキ]

 

 



 

西条自然学校の『夜の学校3』 「微小陸貝のお話」
開催日:2013年3月20日19時0分
 

月に1度、水曜の夜。
西条自然学校で大好評の『夜の学校』に参加してみませんか?

いよココロザシ大学との共催は今回で3度目。
毎回1つの生物にスポットを当て、知られざる面や人との関わりなど広く学びます。
今回のテーマは「微小陸貝のお話」。

微小陸貝って何のことでしょう?
このほど、徳島県で約30年ぶりの新種発見となった微小陸貝。
いわゆる小さい小さい「カタツムリ」です。
それを発見したのは徳島県立佐那河内いきものふれあいの里
ネイチャーセンター 専門研究員の松田春菜さん。

今回は講師にその松田さんをお招きし、あまり知られていない微小な貝の魅力やカタツムリに関して基本的なところを紹介します。
日本最大のアワマイマイ(愛媛県にもいます)も公開していただける
そうですよ!

皆さん勉強、好きですよね?

知的好奇心に火をつけろ!いよココロザシ大学の裏テーマです。(たぶん。)
毎回小学生から70歳代80歳代の方まで多彩な年代層、男女比も半々くらい、たくさんの方が参加します。
そしてたくさんの「へえ〜」と、知識を得た充足感を持ち帰るのです。

ノートとペンを持って、気軽に来てみて下さい。
きっと「勉強って楽しいかも」って思いますよ。

【授業の流れ】
18:50受付
19:00授業開始
20:00アンケート,終了

この授業の開催は終了しました。

先生:松田春菜
徳島県立佐那河内いきものふれあいの里 ネイチャーセンター専門研究員
1984年生まれ。北海道出身。広島大学大学院生物圏科学研究科修了。 海に住む寄生性の巻貝や山に住む巻貝など,小さくてちょっと変わった生き物の研究をしています。あまり知られていない地域の生き物と地域の人とを繋ぐような新しい取り組みをしていきたいと思っています。

コーディネーター:内田年泰
授業コーディネーター(WONDEREHIME)
東京でカメラマンをしていましたが 2011年末に西条に<Iターン>してきました。 主に東予地区での授業を担当しています。 愛媛県自体、豊かな自然に恵まれていますが、 自分たちの本当に身近なところにあるすてきな自然をみなさんと楽しく体験し、考え、 もっと地元に愛着がわくようになればと思っています。

今回の教室:西条市総合文化会館 視聴覚室
住所:愛媛県西条市神拝甲79番地4
TEL:0897-53-5500
行き方アクセス:JR予讃線西条駅から徒歩5分 松山から車で1時間20分(松山自動車道 いよ西条ICから10分)