ロープウェー街にある「蒲団屋」さんを教室に、まったりとした雰囲気の中授業は、始まった。
先生の渡部さんは、代々、地元で布団屋を営んできた。
医学的な側面から睡眠についてのチェックからはじまり、寝るときの姿勢の重要性についてお話を聞く中で出てきたキーワードは“体圧分散”。快眠のために良い姿勢を保つには、「敷き蒲団」と「枕」選びが大事とのこと。
生徒の使っている枕や敷き蒲団を紹介してもらったところ、多くの人が姿勢を意識した寝具選びをしていないことが判明。
体圧分散を意識した「敷き蒲団」の中でも、天然のラテックス(ゴム)を使用したマットを授業のために準備いただいた。このマットには荷重を分散させるため、大小無数の穴が開いていてシーツに透けてまるでドットの模様のようです。
渡部先生によると、弾性も兼ね備えており、長時間に渡って硬直状態のまま寝ている姿勢を無理なく維持してくれるとのこと。
なにより、天然素材でできたマットなので廃棄する場合、土に返るので地球にも優しい!天然って本当に気持ちいいですよね〜。
天然素材を活用した環境保全の側面から、体にも地球にも優しい天然素材のものへの、こだわりいわゆる手作りのもの。
正直に、大切に、眠りに向き合う蒲団屋店主のこだわりに触れ、まったりとしたひと時を満足し。
布団は人生である!