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受講レポート
いよココロザシ大学に学生登録して初めて出席したのは、”南予の「シカ」について学ぼう”という授業でした。今回の講師・宮本先生(ネイチャー企画・代表)からは基本的なシカの生態から愛媛県での現在の生息状況等について、スライドを見せてもらいながら分かりやすく教えてもらえました。学生時代、野生動物について学んでいましたが、愛媛県のシカの状況について知らないこともあり非常に勉強になりました。鬼北町に住んでいる私にとって、シカは身近なもの“いる”ことは自然でした。しかし、今回の会場である八幡浜や内子の方にとって、シカの侵入は、農作物だけでなく自然環境という地元の資源が大きな危機にさらされることなのだと改めて考えさせられる場となりました。人間の生活は、その内容にかかわらず自然に何らかのインパクトを与えてしまいます。地球温暖化というグローバルなことから狩猟者の減少、農業放棄地の増加といったローカルな原因まで、解決しなければいけない課題は山積みです。2年前、沖縄から鬼北町に帰省して、趣味の範囲ですが、月に1回以上は父と二人で鬼ヶ城山系に登ることや、地元のボランティア活動で登山道の清掃や自然観察会のお手伝い等をしています。県内の大きな生息域である鬼ヶ城山系から被害をとどめるために、地元で自分にできることを考えながら、今後も色々な方の授業を受けて勉強したいと思います。【授業報告:山下勝弘】
みなさんは、野生のシカを目の当たりにしたことはありますか?奈良公園や広島の宮島(厳島神社)にいますので、「鹿せんべい」などを片手に戯れた経験をお持ちの方もいると思います。でも、これが近くの山や畑に出たとしたら、どうでしょうか??四国には大きく3つのニホンジカの生息地があるとされ、そのひとつ、高知県境から西予市にかけてのグループがあると報告されており、北上が心配されています。この授業は、そうした愛媛県南予地方におけるニホンジカの動向をめぐって野生動物の調査研究を行っている専門家から話を聞き、ニホンジカのことについて学びたいと思います。*シカの写真 (c) ShaTech
この授業の開催は終了しました。
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