その日の朝は生憎の雨でした。
折りたたみ傘をバッグに準備しましたが、出かける時間になると雨も上がり、雲間から光が。
「いい事」の予感を胸に、少しドキドキしながら参加しました。
先生はハンドメイド雑貨sonneのオーナー八塚さん。
教室は旦那様が料理を出されているcafe erdeで、お店には先生の作品もたくさんあり、授業が始まるまで雑貨を眺められるという贅沢。
初参加の授業に緊張の自己紹介も終え、いよいよ授業が始まりました。
先生は七宝焼きを教えるのは初めてだという事でしたが、とても分かりやすく教えていただきました。
今回作るのは葉っぱのモチーフ。
表面をサンドペーパーで削り、釉薬を塗っていきます。
塗る、と言っても筆ではなく竹の先を削ったもので乗せていく感じです。
なかなかこれが難しく、うまく均一に乗らなかったりボコボコしたり・・・
先生にアドバイスを頂きながら、いよいよデザインへ!
カラフルな色に、デコレーションできる素材もたくさんあります。
溶けて色が広がる素材や、端だけとけてぷっくりとなる花柄などなど、見てるだけでも楽しくなっちゃいます。
それぞれ思い思いの色を手に取り、集中して仕上げていきます。
皆さん真剣に黙々と作業。
そんな中でも、お店の中は緊張感ではなくゆっくりとした優しい空気が流れているように感じました。
色つけデザインが仕上がった順に焼きに入ります。
自分たちが作ったものがどんな風になるのか・・・ワクワクです。
焼き上がりを待つ、もう一つのワクワクがここで登場。
お待ちかねのホワイトティラミスです!
このホワイトティラミスに惹かれて、という参加の方もいらっしゃいました。
白いフワフワのクリームの中にしっとりとした生地、、、すごく美味しかったです。
ケーキを堪能している間に、皆さんの作品が続々と焼き上がってきました。
ガラス質のザラザラした釉薬が綺麗なツヤツヤの七宝焼になってて感動です。
最後は皆さんの作品を並べて記念撮影。
とりのこ用紙に書かれた木に七宝焼きの葉が色付いて、この日の授業は終了となりました。
一日で、七宝焼きと美味しいホワイトティラミスが同時に味わえる素敵な授業でした。
コーディネーターさん、先生、ありがとうございました。
【報告:カワサキ】