【1455634通信221号】◎６３４２５個。

2014/12/05

こんにちは！学長の泉谷昇です。この原稿は伊予三島駅へ向かう特急電車「いしづち」の中で書いています。車窓から見る愛媛は冬景色です。空青く海はブルーグレイ、沖の方はしぶいています。山は紅葉のオレンジと緑が混ざり表情豊かです。住宅地の所々には「柿」がなっています。鮮やかなオレンジ色。鮮やかと言えば収穫前なのか柑橘のオレンジ色が緑の中のアクセントになっています、まだ緑色な実は何でしょうか？

さて、今号のメルマガは授業の報告です。１１月２４日に行った「ワンダフルエミフル２０１４」では、エコキャップ☆リサイクル応援団！として、多くの方から「ペットボトルキャップ」を寄付いただきました。改めてありがとうございます。そのペットボトルのキャップですが、一体どれほどの量が集まったと思いますか？

何と１４７.５９kg集まりました！数にして「６３４２５個」、２kg（８６０個）で一名分のワクチンとなりますので、７４人分のワクチンです。計量を確認した「エコキャップ推進協議会」から連絡がありました。ペットボトルのキャップ１つの重さは２.３gです。飲み終えたらポイッと捨ててしまいますが「塵も積もれば山となる」とはこのこと。６３４２５個も集まればワクチンを必要とする７４人へ提供できるのです。これは一人一人の力を合わせられた賜物です。

もし、これらを捨てていれば「４６５kgのCo2」が排出される計算とのこと。捨てればゴミ、使えば資源を実感しました。

寄付いただいたキャップは、松山容器さんにてリサイクル資材として生まれ変わります。そして、もしかしたらまた私達の手元に戻って来るかもしれないと思うと、わくわくしました。ご家庭や職場、学校でも気軽に出来る取組ですからお薦めします。

さて、特急いしづちは、新幹線の父と言われる十河信二の生まれ故郷「いよ西条」を過ぎて、駅前の再開発が着々と進んでいる新居浜も過ぎました。私は瀬戸内海側に座っているので海が見えますが、反対側（山手）に目を向けると山々の頂き付近は白くかすみ、雪が積もっているのでしょう、白い筋が見えます。そんなことを思っていると、窓の向こうにモクモクと水蒸気を出している「三本の煙突」が見えてきました、四国中央市のシンボルです。列車の旅もいいなと思い本日のメルマガは終了。

明日は松山市総合福祉会館で「シーズンズ・グリーティングス〜今年はみかんツリー〜」授業、そして明後日は大洲市で「おおず撮影日和」授業です。寒さが本格的になったここ数日ですが、２０１４年最後の授業もココ大らしさで学びます。

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