【1455634通信159号】◎ 鬼北町・伊予の和紙講座/松山市・門松作り
2013/12/10
こんにちは、授業コーディネーターの宮本です。
手ざわりのよい、やわらかな和紙。みなさんはお好きですか?愛媛は昔から製紙業が盛んで、伊予和紙、大洲和紙、周桑和紙、泉貨紙(せんかし)という4つの手漉き和紙があったそうです。そのひとつ「泉貨紙」の授業を、12月15日(日)に南予の鬼北町で行います。
泉貨というのは、今から400年ほど前に野村町(現西予市)で紙漉きを始めたお坊さんの名前です。
特徴は、厚手でとても丈夫な紙だったこと。たとえ水につけても、紙と紙とがくっつくおそれがないために、火事のときには泉貨紙で作った大切な帳簿を井戸へ投げ込み、火が消えてから引き上げても何ともなかった、と讃えられるほど。
泉貨紙の材料はコウゾ、トロロアオイ(糊剤のような役目)それに広見川の軟水が重要な役割を果たします。
これらがそろうのが日本の「里山」であり、世界に類をみない手漉き紙がなぜ日本に多いのかを説明するキーワードが、実は「里山」という地形にあるそうです。ちょっとびっくりしませんか?? 授業では、このような目からウロコの話をたくさん聞いていただけると思います。
当日は午前中、泉貨紙をさらに丈夫にする「柿渋塗り」を体験し、昼食は鬼北町でおいしいと評判のカフェから取り寄せたお弁当を食べて、午後はその紙でクラフトを行います。
年末の何かと慌ただしい季節ですが、ご家族やお友だちと気軽にご参加くださいね。
伊予の和紙講座 〜泉貨紙×柿渋の立体クラフト〜
12月15日(日)10時〜 鬼北町小倉(おぐわ)コミュニティセンター
実費1,100円〈材料費+昼食代〉
http://www.1455634.jp/fsusvles.php?ini=333
次は松山市での授業を内藤がご案内します。
毎月第3水曜日に松山総合公園と都市環境学習センターで行っているおとなの自然学校「ゆるゆる青空教室」。12月のテーマは“冬色”。〜あかとみどりの恋物語〜というタイトルで行います。
公園内を歩きながら、“森の色合わせカード”を使って冬の色を探します。クリスマスやお正月飾りに使われる赤と緑の植物に人々が込めた願いに思いをはせる2時間です。
クリスマス用の“ミニ松ぼっくりリース”とお正月用の“ミニ門松”も作ってお持ち帰りいただけます。参加無料、お待ちしてます!
「ゆるゆる青空教室」冬色〜あかとみどりの恋物語
12月18日(水)10時〜 松山市都市環境学習センター集合
http://www.1455634.jp/fsusvles.php?ini=338
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毎週金曜日、南海放送ラジオで23時〜 学長の泉谷と副学長の杉浦が授業の裏側などを紹介!
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