【１４５５６３４通信１２４号】◎歴史と霧の山里・新宮町で茶摘み体験

2013/04/26

こんにちは、編集局の内藤です。

いよいよゴールデンウイークに突入ですね。
いろいろと旅行など計画されてる方も多いと思い
ますが、どうぞお気をつけてお出掛けください。

連休は人出が多くて外出を避けている方の
ために、ココ大では連休明けのお楽しみ授業を
用意しています。

今回お奨めするのは、５月１１日(土)午前９時半
から四国中央市新宮町の大西茶園で行われる
「夏も近づく♪新宮茶摘み体験」。

この授業を企画したのは、僕自身、長年えひめに
住みながら、新宮町を訪れたのが初めてで、
その自然景観の素晴らしさに感動したからです。

あいにく小雨が降る日だったのですが、「霧の森」の
名の通り町全体が霧に包まれていて、とても幻想的
な雰囲気でした。

四国のほぼ中央、愛媛県の東端に位置し、
東は徳島県、南は高知県に1000メートル級の
山々で接しているため、美しい自然林の景観が
パノラマ状に広がっています。

町を東西に銅山川が流れ、その深い渓谷美と
澄み切った流れも見事です。授業は現地集合
ですが、ぜひあなたも一度は訪れて
いただきたいのです。

このあじさい咲き誇る里山で、新鮮な空気を
胸いっぱいに吸いながら、自然の生態系を利用
した無農薬栽培を行っている大西茶園で、
新茶の茶摘みを体験する授業です。

ここは観光茶園ではないため、こんなチャンスは
めったにありません。ここだけの話ですが、
テレビでおなじみのタレントさんもお忍びで
茶摘みに来ることもあるとか。

また、とかく「自然いっぱいの新宮」と表現される
町ですが、その歴史をひもとくと驚きの真実が
よみがえります。

1200年も前から紀伊新宮(現在の和歌山県
新宮市)の文化が流入し、村内に勧請された
熊野神社が四国の大半の尊崇を集めていた事実。

奥之院仙龍寺が四国八十八ヶ所の総奥之院
として崇められていた事実。
さらに宇摩の領主・日野家が移入した京の都の
文化など、実は知られざる文化で彩られた山村
なのです。

今回の授業を機にそういった歴史を訪ねて
回るのも浪漫かもしれません。松山からだと
高速を利用して車で約１時間半。
新宮インターを降りてすぐ右折。
道なりに車で１5分ほどで大西茶園です。

インターを降りたところには『霧の森茶フェ』や
『街道茶店〜聴水庵〜』をはじめ、
豆富や茶そばを味わえる『霧の森レストラン』、
新宮茶や大福を販売する『ふれあい館』、温泉や
コテージまである人気の施設「霧の森」もあります。

せっかくなので丸一日新宮町を楽しみましょう！　
お申し込み詳細はこちらから。↓
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