【１４５５６３４通信１０８号】◎来週末に迫ったお薦め授業

2013/02/22

こんにちは、編集局のナイトーです。
早いものですね、来週はもう３月です！ 今日のメルマガは、来週末３月２日(土)に迫った南予と中予で行われる授業のご案内です。

まず午前１０時半から西予市で開かれるのは、「西予でジビエ・シルブプレ！」という授業。半分フランス語でごめんなさい、「西予でジビエをどうぞ！」という意味です。

そして「ジビエ」というのは、食べることを目的とした野生の獣や鳥のこと。
イノシシ、シカ、ウサギ、カモ、キジなどで、これらは脂肪を蓄える今の時期がいちばんおいしいとされ、彼の地ではジビエ料理を食べることを、冬の一番の楽しみにしています。野趣あふれるジビエこそ、食のきわみなのかもしれませんね。

中でも日本でイノシシは身近な獣で、最近は人家の近くにまで出没して、すっかり「困りもの」扱いされています。

天敵のオオカミがいなくなった現在、増えるイノシシを人間が制御するのは仕方のないことですが、処理の仕方についてはなかなか難しい問題をかかえています。

それはさておき。今回の授業ではまず、西予市野村町「ししの里せいよ」で、施設長の舟本さんから精肉加工の現場を見せてもらい、午後は同市宇和町の老舗「松屋旅館」に移動して「しし鍋（ぼたん鍋）」を中心にしたイノシシ料理を味わって、東西のジビエ文化について話を聞く予定です。

兵庫県丹波地方や箱根では、舟本さんのイノシシ肉を使ったしし鍋が5,000円もするとか。それが今回の授業では、舟本さんと松屋旅館さんのご厚意で、特別に2,000円（小学生は1,000円）という安価でご提供いただくことになりました！　

もちろん食べておいしかった！だけではなくて、貴重な食の体験を通して、野生動物とのつきあい方を考えるきっかけになればうれしいです。
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さてもうひとつ、午後１時から“えひめこどもの城”の敷地内にある「えひめエコ・ハウス」で始まるのは、
『わくわく樹拓ハイキング♪』。

こちらも、身近にある自然に触れ、親しみながら自然を大切にする気持ちを育もうという“生物多様性”の授業です。

自然観察指導員や森林インストラクターの資格を持つ保谷忠良さんの引率のもと、森の中を散策し、五感を使った自然体験をお楽しみいただきます。

特に今回は“触感”にこだわって、樹皮に触りながら感触の違いを比べます。木に触れることは、気持ちを落ち着かせるなどの癒し効果や、自律神経を安定させる効果があることが、林野庁の森林総合研究所で科学的に立証されています。

空気の澄んだ早春の森を歩きながらリフレッシュし、木のことをもっと知り、森と仲良くなりましょう！　
さらに午後３時からの『木肌図艦を作ろう♪』という授業では、ハイキングでとった樹拓を綴じて自分だけの図艦を作ります。

子ども向けの授業のようですが、意外と大人こそ参加してもらいたいプログラムです！　ぜひ２本続けて参加してください！
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