【1455634通信061号】◎2億円以上の負債で民事再生、そして・・・。
2012/07/20
こんにちは、学長の泉谷昇です。
梅雨が明けた途端のこの暑さ、事務所にクーラーはなく、扇風機と濡らしたタオルでしのいでいます。そんなタオル、皆さんのお家には何枚ありますか?一般的には20枚以上あるそうです。
そして、知らずのうちに「お気に入りのタオル」があるようです。
これは、池内計司氏(池内タオル株式会社代表取締役社長)の著書「つらぬく経営」に記されている一文です。
そして、以前は、日本のタオルはギフト向けに作られていたため、気に入ったタオルがあっても、店に行くと同じタオルはなかった。そんな理由から「自分が使いたいタオルを自分で買える!」を、原点にしたと池内さんは書いています。
その後、池内タオルは「風で織るタオル」のブランドで、人気のタオルメーカになりました。と、書くと単なる紹介ですが、
池内タオルは02年に米国で自社タオルが日本企業初の最優秀賞を受賞したにもかかわらず、03年に取引先の破産を受け、2億4000万円の負債を抱え、民事再生法を申請しました。絶頂から奈落へ・・・。そんな壮絶な経験をされているのが今回のラーニングBar#3で登場いただく池内計司社長です。
先日、池内タオルを訪問しました。(大変な経験をされたので、さぞかし険しい方だろう)と思っていたら、目の前に現れたのは柔和な笑顔で迎え入れてくれたご本人。打合せは終始、笑い声に包まれ、私の想像は見事に裏切られました(笑)。
池内社長から出る言葉は全てがシンプルです。
「衰退産業、地方、中小企業、民事再生の【四重苦】だったけど、好きなタオルを仕事にできる」と、心底楽しんでいることが、池内社長を支えています。
「モノが売れない時代」と言われて久しいですが、池内社長から話題提供を受け、その場を共有している参加者と対話を通すことで、ヒントが得られることは間違いありません。
「対話が肴の大人時間」のラーニングBarは、今回で3回目となります。美味しいオリジナル料理とお酒を囲みながら対話をするユニークな時間と空間は、多くの方から評価をいただき、1回目、2回目とも満員となりました。今回も愛媛大学と共催で、学生スタッフとアイデアを出し合っています。
「あの雰囲気」で皆さんとお会いできるのを、今から楽しみにしています。
ラーニングBar#3は【8月3日(金)18:30〜21:00、場所は愛媛大学セトリアン】です。参加費は5,000円/人。第一回目の様子がYouTubeにアップされていますので、雰囲気を是非、感じてみて下さい。
授業の詳細・お申し込みはこちらから。
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