【1455634通信043号】◎カフェから零れるストーリー
2012/03/09
こんにちは、編集局の藤田です。
春らしい天候がもうすぐそこに…
手を伸ばせば届きそうなところにあるのが、
むずがゆい季節となってきましたね。
今日は僕も参加させていただいた
「ココ大ラヂオドラマ劇団!あなたもシナリオライター!?編」
のレポートをしていきたいと思います。
場所は市駅近くの「ブルーマーブル」という大人向きのカフェ。
入り口には「ココロザシ大学」の旗が立て掛けられ、街中に学びの場ができあがっていました。そこにラジオドラマ好きの人たちが集まり、今か今かと授業を持ち望んでいました。
いざ授業が始まり、講師である田中和彦さんが喋りはじめると、
みなさんの緊張はピークに達しました。
話し方や所作、レジュメで振り返るラジオの歴史には
現場で闘ってきた垢のようなものがあり、
どれにも説得力がありました。
実際にラジオドラマを聞く場面もあり、中には目をつぶって
夢想にふける生徒さんもいるほどでした。
ラジオドラマについての知識が増えたところで、
田中さんは僕たちに宿題を出しました。
それは「失恋レストラン」という設定で物語を書いてくるというものでした。
皆さんもある程度は予想していたものの、ストーリーを作るということに戸惑いを隠すことは難しい様子でした。
それでも田中さんは
「まずは自由に作ってほしい。後で加工することはできますから」
と生徒さんの発想を楽しみすると共に、信じている様子でした。
田中さんの後押しもあり、次回授業で披露することになりました。
その中で先生とだけではなく、生徒さん同士の交流も生まれていました。授業のあと互いに挨拶するようになり、談笑が生まれる場面もありました。
ココロザシ大学が最も大事にする部分が、形になっている。
少なくとも僕はそう思いました。
今回の授業は二回連続ですが、三回目以降にある「声優編」から
ラジオドラマの世界に入ることが出来ます。
この授業で生まれた作品に、声という命を吹き込む授業です。
興味を持たれた方は、今後の授業情報を
こまめにチェックしてくださいね。
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