【1455634通信257号】◎自分の想像の外に触れる。
2015/09/04
こんにちは!学長の泉谷です。9月最初のメルマガです。
9月25日(金)の「初めての銃爪」授業の申込を始めました。モデルガンの魅力、試射の授業ですが今回は「女性限定」という試み。日常生活と接点のない「モデルガン」、非日常だからファンも多いのだと思います。詳細は次号以降でご紹介!
さて、私はというと先々週から続いていた愛媛県の新規採用職員対象の研修が本日で終了です。「NPOとボランティア活動」について研修を行っていました。最新号の「暖暖松山」では、愛媛県人はボランティア活動・社会参加活動にかける時間が7分で全国1位!と書いてありました。おせったいなどで奉仕する風土、精神が根付いているのかもしれませんね。
研修では「妄想授業」というものに取組んでもらいます。これは「愛媛を舞台、題材に、どんな授業があったら受講してみたいか?」という内容。これは「地域資源の活用」や「地域社会に興味関心をもつ」ことを目的しており、目の前の仕事も大切だけど、地域で暮らすことに目をむけようと始めました。
すると「愛媛みかんのジュースを全て飲み比べたい」「面白い建物が多いから建物探索をしてみたい」「謝り方を正しく学びたい」「名も知れぬ愛媛を築いた人を知りたい」など、ユニークなアイデアが溢れます。
妄想授業のいい点は「自分の想像の外にある柔軟な発想に触れ、気づくこと」です。他人のアイデアや目の付け所に驚き、刺激を受け、気づく。このようなことを繰り返すと「小さなこと」にも気づき始めます。それは時に「地域の課題」かもしれません。そして、その課題には気づいた自身以外に、同じことを多勢が感じているかもしれません。すると「個人の気づき」から「地域の課題」になり、ボランティアの発意につながることもあるのです。
妄想授業は開校前から市民や学生なども対象に始めていたので、アイデアの数だけでいうと1000を超えました。
ただ、一つ一つのアイデアは「薄い」ので授業化には至りません。授業化には「アイデアを濃厚」にしなくてはならず、似ているアイデアを混ぜたりくっつけたり。どんなにたくさんのアイデアが出てきても分類化できることも分かりました。愛媛を面白くする「妄想授業」、整理できた時はドーン!と紹介します!
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