えひめレゴ部高島屋編

2015年のある日。以前にお世話になった、いよてつ高島屋さんの担当者から連絡が。「学長、つかぬことですが、大のレゴファンというのは本当ですか？」「はい、どうされたんですか？」「実は、いよてつ高島屋でレゴの販売促進にイベントを予定しているのですが協力していただけませんか？」「分かりました、では我が家のレゴ30kg以上をお持ちしましょう！」「えっ！？30kg以上？？レゴってそんな単位でしたっけ？」「えぇ、数えられないんです」。

と、始まった「えひめレゴ部いよてつ高島屋編」。ココ大だからできる！と頼っていただいたことが嬉しくて、色々考えました。その一つが「看板自体をレゴでつくる」こと。「森」という字を作りましたが面白かったこと。最近は数字や戦略など「ギラギラ」した思考が多かったから純粋に楽しめました。

そして、今回の目玉はナントいっても「宇宙船えひめ号」でした。新聞やテレビなどでご存知の方も多い「森淳さん（えひめレゴ部顧問）」にお越し頂き、たっぷりと「宇宙船えひめ号」の魅力を語っていただきました。

ご存知でしょうか？「宇宙船えひめ号」には「だんじり、来島海峡大橋、道後温泉本館、赤橋、牛鬼など」55種類の愛媛の魅力が詰まっています。これを探すだけでも楽しい！しかーし！完成までには「心が折れたことが何度もあった・・・」と顧問。これは見れば分かります、聞けば製作期間は「2015年11月から2016年2月までの4ヵ月間」とのことで、そこには幾多の物語があったことを察することができます。

場所を移して「レゴプール」。よい湯加減なのでしょう、既にこども達は「レゴにのぼせて」いました。皆が思い思いの造型物を作っています。カラフルな飛行機、街、乗物、基地、花畑、塔など素敵な作品ばかり。保護者でしょうか、創作に口を挟もうとすると「もっ！来ないで！」と近づけません。自分の世界に没頭している様子を、あちこちで見ました（笑）。

今回の取組は高島屋さんの協力なくして盛況はありえず、森顧問とのコラボも成功の要因でした。「いっそのこと、レゴ教室する？」と森顧問（笑）。「えひめレゴ部に入部したいんですけど・・」とお母さん。どうしようかな、やれば盛況確実な「えひめレゴ部」、ただ今部員募集！