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食堂ゆすかわ

愛媛県西予市城川町遊子川地区。ここで一本の映画が制作されました、映画の名前は「食堂ゆすかわ」、物語はウェブサイトから拝借すると『愛媛県の山あいにある遊子川地区は、トマトが特産という以外これといって何の特徴もない山里。若い人は町へと出ていき、地区の人口は減る一方。そこにある「食堂ゆすかわ」で働く春子は、自分の作るトマト料理で地区の人々を笑顔にすることを生きがいにしていた。そんなある日、診療所に新しい医者・黒瀬が赴任してくる…。』

遊子川地区は人口約350人の集落で、ここを舞台に映画を!と言ってもにわかに信じられませんでしたが、人口の多い少ないではなく、「地域の熱量」で映画は作れるんだと実感しました。

この映画の監督は森幸一郎さんです。森さんは本業を持ちながら、愛媛を舞台にした自主映画の会「ヒメブタの会」を主宰し、今回の映画は「生まれては消え」に続く2本目でした。大切にしているのは「撮影地域との交流」で、住民との撮影協力体制を重要視して作品作りをされています。

森さんとは、出会ってから7〜8年でしょうか。当初から立ち位置は変っておらず、地域密着型でした。でも単なる地元紹介映像ではなく、作品として大事な物語性もしっかり構成されています。全国公開される作品は話題性や予算、キャストによって作品の価値が決まりますが賞味期限が短い時もあります。しかし、森監督の作品は地域にしっかり根付いているので「見る度に地域の良さ」を再発見できます。そんな映画が愛媛から発信されること、えひめ映画の応援者として、こんなに嬉しいことはありません。

http://www.himebuta.jp/index.html